子供の成長に合わせた
小児歯科
子供たちの心や身体は、休むことなく成長しています。
虫歯や不正咬合、歯の生えかわりの異常など、歯の正しい成長を妨げる様々な原因があります。
例えば、指しゃぶりであったり、爪を噛む習慣はを早くみつけ、取り除いて、正しい成長へ導いてあげることが必要です。
お子様の一人一人の悪癖を見極めながらその子にとって健康なお口の成長に導きます。
妊婦さんの歯科治療
虫歯や歯周病予防の基本はプラークコントロールです。(プラークとは歯の表面に固着した、細菌などの塊のことです。)歯の表面がざらついていたりすると、たった2~3時間程度でプラークが作られてしまうこともあります。
歯科医院で歯石などを取ると表面がツルツルな状態になり、プラークが付きにくくなります。また歯周ポケットに入り込んだ歯垢(プラーク)を自分で除去する事は難しいので歯医者で歯垢(プラーク)を除去してもらわなければなりません。
妊娠中から産後は女性にとって最も虫歯、歯周病になりやすく、その後の人生のお口の環境を決定すると言っても過言ではありません。どうぞお気軽に当院にご相談下さい。
むし歯を予防する
3つの基本
- 食生活のリズムが大切です
3度の食事を中心に、おやつの回数は1日1回を目標にしましょう。甘い物に限らずどのような食べ物や飲み物でも、回数が多くなったりダラダラといつまでも飲食したりしないように注意しましょう。また、1回に与える量を少なくすると、満足感が少なくかえって飲食回数も増え、虫歯が増える原因となるので、注意が必要です。 - 歯を強くする
普段の食生活でバランスのよい栄養食を規則的にとり、歯質のよい強い歯をつくりましょう。また、年齢に応じたフッ化物の応用でむし歯になりにくい歯にします。 - 虫歯菌を減らす
歯ブラシによる正しいブラッシングとデンタルフロスを使ったフロッシングでむし歯菌のかたまりであるプラーク(歯垢)を取り除きます。
子供が虫歯になる原因とは?
子供が虫歯になる原因はいくつか挙がられます。その中でも主に以下の理由が挙げられます。
歯磨きがうまくできない
歯磨きで取るのは歯垢です。歯垢の中に細菌が存在し、中には虫歯菌も沢山います。
しっかり歯垢を落とすことができないと、飲食後にそれらの細菌によって酸がたくさん作り出され、唾液による再石灰化が追い付かなくなり、虫歯が出来てしまうのです。
間食が多い
食事ごとにむし歯の原因菌である「ミュータンス連鎖球菌」は糖分をもとに、酸を作り出して歯の脱灰※1を進めます。
3回の食事以外に間食をたくさんするというお子様はそれだけ歯の脱灰が進みやすい環境になってします。
虫歯原因菌の数が多い
虫歯の原因菌の数は人により違います。虫歯の原因菌のミュータンス連鎖球菌は常在菌として歯の表面で成育し始めます。
歯をきれいにしておかないと歯の表面に食物の不溶物がたまり、ミュータンス連鎖球菌はそこに含まれる糖質を分解し、プラークを作って増殖し、そのときに酸を産生するのでエナメル質表面に脱灰が生じやすくなります。